- トップ
- ひと カイシャ 交差点
- 記事詳細
(2024/4/8 05:00)
明るく誠実、私のモットー
(総合1から続く)周囲にモノを作る仕事をする人が多かったので、モノづくりがしたいと思っていました。武蔵野美術大学造形学部建築学科在学中に等身大スケールでモノを考える課題があり、それを通じて内装業に興味を持ちました。
私は服飾雑貨やコスメといった専門店の設計・施工を一貫して担っています。多くの事を一人でするため、一人前になるまでかなりの道のりがありましたが、同僚や先輩、パートナー企業に多くを教えてもらい成長できました。
仕事では出店するお客さまとの対話がかなり大切です。こちらが楽しんでいないと、お客さまはつまらないと感じてしまいます。明るく誠実に接し、中身のある提案をすれば、こちら側の気持ちが伝わると考えています。
この仕事では自分の中にたくさんの引き出しを作らないといけません。店の空間や雰囲気など普段からアンテナを張って自分の中に蓄えていかないと、お客さまが求めるものを突然聞かれたときに答えられないので、新素材とかアップサイクルといった情報、トレンド、世間の人がどんなものを求めているか知っておかないといけません。いざというときアイデアがポンポン出てくる態勢にしたいと痛感しています。
やりがいは店ができたときに「いいお店になった」や「評判いいよ」などと店側から言ってもらえること。とてもうれしいです。もっとよいお店が作れるようになるのが今の目標です。お客さまである店側が作りたい空間を一緒に作れる人になりたいです。
普段、頭をよく使うので休日はおいしい料理を食べたり、音楽フェスに行くなどしてリフレッシュ。頭を空っぽにして感覚で楽しんでいます。(文=福島・村上授、写真=森住貴弘)
◇スペース 東京第3事業部営業7部チーフ 佐々木茜(ささき・あかね)さん
(2024/4/8 05:00)