大阪メトロ、自動運転EVバス公開 万博来場者運ぶ

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  　　　　実証実験を行う自動運転ＥＶバス

大阪メトロは２３日、大阪市此花区の人工島・舞洲で、２０２５年大阪・関西万博で来場者を運ぶ自動運転対応の電気自動車（ＥＶ）バスを披露した。乗車２５人対応（運転手含む）の大型車と同１０人対応の小型車の２種類がある。同社は万博で会場外と会場間、会場内周回において、特定条件下で運転を完全自動化する「レベル４」対応のＥＶバス１０台を運行する計画だ。

同日は関係者向けに、特定条件下でハンドルやブレーキなどの操作を自動で行う「レベル２」の大型バスの試乗会も行われた。手動と自動運転を繰り返し、舞洲と万博会場を往復した。

大阪メトロの河井英明社長は「万博でレベル４の自動運転を目指し、３０年度には自動運転を社会実装したい」と意気込んだ。会場に駆け付けた大阪市の横山英幸市長は「未来を感じる移動手段で、市としても実装へ向けて全力支援したい」と訴えた。