機械工業デザイン賞IDEA、贈賞式 アマダなど17製品表彰

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  経済産業大臣賞を受賞した山梨アマダ社長（中央）と清原JUKI会長（右）

日刊工業新聞社は３１日、「第５４回機械工業デザイン賞ＩＤＥＡ」（経済産業省後援）の贈賞式を経団連会館（東京・大手町）で開いた。最優秀賞の経済産業大臣賞に輝いたアマダの「サーボベンディングマシン　ＥＧＢ―１３０３ＡＴＣｅ」、ＪＵＫＩの「高速フレキシブルマウンタ　ＬＸ―８」など計１７製品を表彰した。（総合３に「喜びの声」、機械・ロボット・航空機２に「機能美を求めて」）

来賓の古山貴規経済産業省商務・サービスグループ文化創造産業課デザイン政策室調査官は「時代を先駆ける先進的な製品として存在感を発揮し、人々と産業のインターフェースになると確信している」とたたえた。

専門審査委員代表の尾登誠一東京芸術大学名誉教授は「１７製品の中でイノベーションを創出した事例が２割で、残り８割もインベンションにおける優位性を堅持しており、例年同様に活況を呈した年だった」と講評した。

受賞者を代表して、アマダの山梨貴昭社長が「製造業を下支えする根幹のモノづくりとして努力を続け、日本の発展の一翼を担えればと考えている」とし、ＪＵＫＩの清原晃会長が「メードインジャパンの強みを差別化につなげ、お客さまの役にいかに立つかを極めたい」と述べた。