株続伸、上げ幅1200円超 海外ファンド買い戻す

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  日経平均株価は１０００円を超える上げ幅で推移した（１３日午後、東京都中央区）

１３日の東京株式市場で日経平均株価は続伸した。前週末終値からの上げ幅は１２００円を超え、今年２番目の上げ幅となった。為替の円高の一服感などを支えに、これまで株価指数先物を売り建てていた海外ヘッジファンドなどの買い戻しが入った。ただ５日までの大幅続落で損失を被った個人投資家による戻り売りがあり、米国景気や地政学リスクへの警戒も続いている。

終値は前週末比１２０７円５１銭高の３万６２３２円５１銭。この日の最高値で取引を終え、５日の急落前の水準まで回復した。

１２日の米ハイテク株高を好感して半導体関連株が買われた。円高進行の一服感も意識され、自動車など輸出関連株に買いが入った。電線大手のフジクラなど、直近に好決算を発表した銘柄の上昇も目立った。ただネット証券大手の１３日前場の売買代金ランキングを見ると上位企業については売り越しが目立つ。個人投資家の間で戻り待ち売りが優勢になっている可能性が高い。