仕事も趣味も全力 アイリスオーヤマ理美容事業部事業部長・筒泉佳菜子氏に聞く

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大学卒業後、２０１８年４月に入社。当初は家電開発部で、サーキュレーターなど小型の季節家電開発に携わりました。すぐに商品企画から開発、マネジメントまで一貫したモノづくりの基礎を学びました。

そうした中、女性向けの生活家電を手がけようという動きが生まれました。ただ当時の職場内にはプロパーの女性社員は自分以外いない状況。そこで、自身が開発リーダーとなり、新しいヘアドライヤー開発を進めることになりました。そこから数年、理美容シリーズの開発、ブランディングを担い、２４年１月には新たに社長直轄の「理美容事業部」が小規模で立ち上がりました。副事業部長を経て、４月に事業部長になりました。この時点で２８歳。社内で最年少の事業部長でもあり、まだまだやることはたくさんあります。

アイリスの美容家電シリーズ「ＭｉＣＯＬＡ（ミコラ）」は、「わたしのカラーで生きていく。」をコンセプトにしています。２２年に誕生しました。現在市場投入しているのはヘアドライヤー、ウルトラファインバブルクレンジングシャワーヘッド、フェーススチーマーなど。特に２０代女性のそれぞれの生活シーンでミコラを頼っていただけたらうれしい。ブランドの浸透度はまだまだこれからですが「ミコラ良かったよ」などの声も寄せられており、前進しています。「きれいになりたい」を幅広く支えていきたいです。

美容家電の世界では、機能にどのような効果があるか、ユーザーにまだ見えにくい部分もあると感じています。新たな分析手法なども用いて、効果などを一段とクリアにしていければ訴求の仕方も変わります。ユーザーに「なるほど」と思っていただくように創意工夫を重ねます。

仕事と同等の熱量を登山などプライベートでも費やすのがストレスの解消法。仕事だけでは疲れがとれません。仕事以外でもエネルギーをかけて活動的にいきたい。それが自身を動かす原動力です。