大企業景況感、２期連続プラス 製造業３期ぶりプラス

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　財務省と内閣府が１２日発表した７ー９月期の法人企業景気予測調査によると、企業の景況感を示す景況判断指数（ＢＳＩ）は大企業全産業でプラス５・１となり、２四半期連続のプラスとなった。インバウンド（訪日外国人）など客数の増加や価格転嫁が進み、サービス業がプラスに寄与した。

　大企業のうち、製造業はプラス４・５で、３四半期ぶりのプラス。非製造業はプラス５・４と、８四半期連続のプラスだった。中堅企業はプラス２・４、中小企業はマイナス７・６となった。

　先行きは、大企業が１０ー１２月期、２０２５年１ー３月期とプラスで推移する見通し。ＢＳＩは、景況が前期に比べ「上昇」と回答した企業の割合から「下降」と回答した企業の割合を差し引いた値。