技能五輪いよいよ開幕 47職種に日本選手55人が登場

(2024/9/12 12:30)

  • たくさんの観客で熱気あふれる会場のユーロエキスポ

 仏リヨンで開催している「第47回技能五輪国際大会」はいよいよ各競技がスタートし、会場の「ユーロエキスポ」で熱戦が繰り広げられている。今大会は69カ国・地域から過去最多の1360人の選手が参加。日本からは全59職種のうち、47職種・55人が出場して日ごろ鍛えた技能を競う。各職種の競技ブース付近には職場の先輩や上司が応援に駆け付け、様子を見守った。競技は14日まで行われる。

 「CNC旋盤」職種に出場する日立ハイテクの田澤大選手のブース前には、上司や両親をはじめ、約20人の応援団が駆けつけた。初日はプログラミング制御や削り出しなどの技を競った。CNC旋盤での出場は2015年のブラジル大会以来9年ぶり。会社としても応援に熱が入る。

 「再生可能エネルギー」職種で出場するきんでんの郡安拓海選手。初日は課題となる太陽光パネル設置と周辺機器の配置に取り組んだ。郡安選手の下には、同社の上坂隆勇社長が応援に駆けつけた。上坂社長は「結果を恐れることなく自分がやってきたことを信じて、世界に技術をしらしめてほしい」とエールを送った。

 日本選手団としては、金メダル2個で7位にとどまった2019年のロシア大会を上回る成績を残したいところ。金メダル獲得個数で3位以内の好結果を収められるかが注目される。

(2024/9/12 12:30)

総合1のニュース一覧

おすすめコンテンツ

ゴム補強繊維の接着技術

ゴム補強繊維の接着技術

事例で解決!SCMを成功に導く需給マネジメント

事例で解決!SCMを成功に導く需給マネジメント

集まれ設計1年生!はじめての締結設計

集まれ設計1年生!はじめての締結設計

これで差がつく SOLIDWORKSモデリング実践テクニック

これで差がつく SOLIDWORKSモデリング実践テクニック

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

Journagram→ Journagramとは

ご存知ですか?記事のご利用について

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

ソーシャルメディア

電子版からのお知らせ

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

もっと見る

PR

おすすめの本・雑誌・DVD

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件の記事を保存することができます。

ログイン