菱洋エレ、企業のAI導入支援 エヌビディア製品活用

(2024/10/29 17:00)

  • (左から)エヌビディア日本法人の岩永秀紀パートナー事業部長、菱洋エレクトロの青木良行ソリューション事業本部副事業本部長、レトリバの田口琢也社長

菱洋エレクトロ(東京都中央区、中村守孝社長)は29日、企業での生成人工知能(AI)導入を支援する「リョーヨーAIテックメイトプログラム」を12月中旬から始めると発表した。米エヌビディアの画像処理半導体(GPU)などを備えた拠点を菱洋エレクトロの本社内に整備。他企業とも協力し、顧客の生成AIサービスの開発や人材育成などを支援する。

同プログラムの柱は三つ。一つが菱洋エレクトロの拠点でエヌビディアの製品を使い、実際の開発環境に近い検証を可能にすることで企業のAI関連の投資判断を後押しする。二つ目がソフトウエアなどを提供するパートナー企業とAIを活用したい企業をマッチングする。最後に生成AIの導入段階に応じて、レトリバ(東京都豊島区)と協力して人材を育成する。

従来のAI投資は経済産業省の補助金もあり、データセンター(DC)など計算基盤への投資が多い。菱洋エレクトロのソリューション事業本部の青木良行副事業本部長は「2025年以降は(顧客自身が)AIプロジェクトを行う流れが来る。そこに合わせて、技術支援や人材育成までを包括して提供したい」と話した。

(2024/10/29 17:00)

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