2日の東京外国為替市場、円相場上昇 一時149円台

(2024/12/2 17:00)

「トランプトレード」一服

  • トランプ氏の政策を材料に進んでいた円安ドル高が一服した(ブルームバーグ)

2日の東京外国為替市場は円相場がおおむね1ドル=150円台で推移し、一時は149円台を付けた。ドル円は11月15日に付けた156円75銭から11月29日にかけて149円台と4%超上昇した。11月前半まではトランプ次期米大統領の政策を材料に円安ドル高が進んでいたが、この動きが一服して反対方向に動きつつある。

11月の東京都区部のコア消費者物価指数(CPI)が前年同月比2・2%増と市場予想から上振れたことに加え、米金利低下も重しとなり、円相場は一時1ドル=149円台に上昇した。

為替市場では日銀の12月の金融政策決定会合での追加利上げが相当程度織り込まれており、見送りとなれば円安基調に反転する材料となる。6日(現地時間)発表の11月米雇用統計や、12月17、18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果も円相場の基調を左右しそうだ。

(2024/12/2 17:00)

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