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[ 商社・流通・サービス ]
(2017/12/15 14:00)
ホーム1本使用できず、最大10分程度の遅れ
台車に亀裂が見つかりJR名古屋駅ホームに停車中のJR西日本の新幹線「のぞみ34号」(16両編成)について、JR東海は15日未明、車両の撤去作業を始めた。
まず14~16号車の3両を切り離し、名古屋市内の車両所に移動させた。異常が見つかった13号車は15日の終電後、亀裂の入った台車を交換。16日以降に残り13両を移動させる。
JR東海によると、ホーム1本が依然使用できないため、15日も名古屋発の東海道新幹線は一部上り線で最大10分程度の遅れが続く見通し。(時事)
台車亀裂、全車両の点検指示―国交省
JR西日本の新幹線N700系で車両の台車に亀裂が生じた問題で、石井啓一国土交通相は15日の閣議後会見で、過去に「新幹線の台車に亀裂が発生したとの報告を受けたことはない」と述べ、今回が初のケースだったと明らかにした。国交省が新幹線を運行するJR5社に対し、全ての新幹線の台車を点検し報告するよう指示したことも明かした。
問題の車両が、最初に異常が把握されてから約3時間走行を続けたことについて、石井国交相は「判断の妥当性もしっかり検証したい」と述べた。(時事)
(2017/12/15 14:00)