特集・連載

日刊工業新聞電子版に掲載された人気の連載企画をまとめています。(記事は掲載日時点の内容です。)

ピックアップ

酒蔵紀行
日本酒の酒蔵には歴史や地域特性を反映した「ストーリー」がある。酒造りにかける意気込みやこだわりを紹介する日刊工業新聞異色の連載。

(3)清都酒造場

  • 酒蔵紀行(3)清都酒造場−基本に忠実、搾り立ての味

    富山県高岡市は砺波平野の北西部にあり、庄川や千保川が流れ、伏流水は豊かさを保つ。清都酒造場は、清都康介社長の祖父である故清都慶介氏が1906年(明39)に日露戦争から帰還後、千保川近くに開業した。商品名は戦勝を記念して「勝駒(かちこま)」と命名した。 「富山でいちばん小さな造り...

(2)白鶴酒造

  • 酒蔵紀行(2)白鶴酒造−“灘”の伝統今に伝える

    白鶴酒造の旧本店1号蔵は大正初期の建造で、同社の酒蔵のうち唯一戦災を逃れた。1969年3月まで現役で稼働し、82年からは資料館として活用。95年の阪神淡路大震災でも全壊を免れ、神戸“灘”の伝統的な酒づくりを今に伝えている。 旧本店1号蔵の特徴は東西に長い造り。冬に六甲山から吹き...

(1)須藤本家

  • 酒蔵紀行(1)須藤本家−生もと造りに新たな伝統

    「日本酒の基本は平安時代末期の1100年ごろに考案された仕込み方法『生●(酉に元)(きもと)造り』にある。知らずに酒を造ると本質が見えなくなる」。須藤本家(茨城県笠間市)の55代目当主、須藤源右衛門はこう言い切る。須藤本家には1141年に酒造りをしていたとの記録が残る。 生●造...

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