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(2017/11/27)
カテゴリ:その他
リリース発行企業:中小機構
独立行政法人中小企業基盤整備機構(略称:中小機構 所在地:東京都港区 理事長:高田坦史)とミュージックセキュリティーズ株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役:小松真実、以下「ミュージックセキュリティーズ」)は、ミュージックセキュリティーズの運営するインパクト投資プラットフォーム「セキュリテ」を通じて、新商品・新サービスの開発、販路開拓にチャレンジする中小企業の円滑な資金調達を支援していくことで相互に協力する旨の覚書を、本日締結しました。
昨今、企業の新商品・新サービスの開発や既存事業の拡大、販路開拓における有効な資金調達手段として、インターネットサイトを活用して不特定多数の出資者から少額ずつ資金を集める「クラウドファンディング」等の普及が進んでいます。ミュージックセキュリティーズは、投資型クラウドファンディングの国内パイオニアとして、平成12年の創業時から共感による新しい金融の枠組み作りを通じて、「新たな価値の提供」に挑戦し続けています。
一方、中小機構では、地域資源の活用や他の事業者との連携により新商品・新サービスの開発・販路開拓にチャレンジする中小企業者等に対して、全国の地域本部にマーケティング等に精通した専門家を配置し、事業計画作りから販路開拓、事業化達成に至るまで一貫した支援(以下、「地域新事業創出支援」)を実施しています。また、地域新事業創出支援の一環として、新商品・新サービスの事業化を促進するため、首都圏を中心に活動する流通事業者、情報通信事業者等を地域活性化パートナーに登録し、当該パートナーとの効果的な連携により、商品開発・販路開拓等の支援を行っています。
今回、金融関連では初の地域活性化パートナーとしてミュージックセキュリティーズが登録されるとともに、このたびの相互協力の合意に基づき、地域新事業創出支援の支援先が「セキュリテ」による資金調達等を円滑に活用できる支援の仕組みを両者で構築し、事業計画の実現に向けて効果的な活用を積極的に推進していきます。具体的には、中小機構の各地域本部等から資金ニーズのある事業者をミュージックセキュリティーズに紹介し、事業計画作成のサポートやこれまでのサポートで作成される資料などを活かし、事業者がよりスムーズに資金調達を実現できるよう連携して参ります。
【参考】
※業務連携の概要
○地域新事業創出支援の支援先が、ミュージックセキュリティーズの運営するインパクト投資プラットフォーム「セキュリテ」による資金調達等を円滑に活用できるように、相互に協力する。
<中小機構の主な役割>
・「セキュリテ」の活用を希望する支援先の紹介
・ファンド組成に必要となる事業計画書や資金繰り表等の作成支援
<ミュージックセキュリティーズの主な役割>
・紹介先のファンド組成の実現に向けた支援
○業務連携に伴う取扱として、紹介先がファンド組成にあたってミュージックセキュリティーズに支払う組成手数料が低減されます。
<中小機構について>
中小企業基盤整備機構は、日本の中小企業政策の総合的な実施機関として中核的な役割を担う経済産業省所管の独立行政法人です。全国9ヶ所に展開する地域本部を通じ、中小企業の発展と地域振興の実現に向け、創業や新事業展開、販路開拓、海外展開、セーフティネットを含む経営基盤の強化をはじめとする中小企業の様々なニーズに対し、経営アドバイス、共済制度、研修、ファンドを通じた資金提供など多様な支援メニューを揃えています。
<ミュージックセキュリティーズ株式会社について>
ミュージックセキュリティーズ株式会社は、インターネットを活用した新たな資金調達サービス「セキュリテ」の運営を行っております。セキュリテは、1口数万円の少額からご出資いただけるインパクト投資プラットフォームです。経済的なリターンを求めるだけではなく、それぞれの地域で抱える課題や貧困や環境などの社会的な課題に対して、皆様からの出資を通じて解決しようとする、経済的な価値と社会的な価値の両方を追求する新しい投資の仕組みです。
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