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(2018/6/13)
カテゴリ:経営情報
リリース発行企業:株式会社レッジ
AI特化型webメディア「Ledge.ai(レッジエーアイ)URL:https://ledge.ai/」を運営する株式会社レッジ(代表:橋本和樹、所在地:東京都品川区西五反田)は、株式会社サードウェーブのグループ会社で、システムの受託開発や自グループ内システム開発・運用を手がけるサードウェーブソリューションズが新たなサービスとして提供するAI bot 開発ソリューションの第一段プロジェクト 「コンピューターショップ ドスパラ」FAQ対応bot “ミナミちゃん”(以下、ミナミちゃん)の開発で、全体設計を担いました。
■プロジェクト発足の経緯
サードウェーブソリューションズ社は、チャットボット開発を自社が提供するソリューションとして展開しようと試みていました。そこで、グループ内企業が運営する「コンピューターショップ ドスパラ」のコールセンター業務において、顧客の利便性を高める新サービスの展開を目的とし、FAQ対応のチャットボット化を最初のプロジェクトとして選択。レッジのAIコンサルタントと協業し、実証実験を行いました。
■全体設計と構築時ワークフロー
サードウェーブグループでは、FAQとしてシソーラス型データベース(ユーザー側で当てはまる条件を選択していくツリー構造データ)を保有しています。しかし、シソーラス型のFAQをそのままチャットボットに組み込むと、膨大な選択肢から条件をユーザー側で指定しなければいけないため、ユーザーに負担となる構造でした。
そこで、以下の構造でチャットボットのシナリオを組み直し、実証実験を行いました。
質問を入力 ⇒ 回答を選択する上で、確定させなければいけない条件をAI側が自動でヒアリング ⇒ 回答および解決策の提示までをチャットボットが行う
これにより、顧客に手間を取らせず、最短距離で回答を導き出すことが可能になりました。
レッジは本実験において、使用するチャットボットエンジンの選定、及びコーパス作成を担当。予算と目的を照らし合わせ、様々なチャットボットエンジンの中から株式会社サイシードのチャットボットエンジン「AI Chat Supporter」を採用しました。また、様々なデータの精査・整理や、FAQの回答と条件を見直し、コーパスの作成を行いました。
■実証実験の結果について
実際にオペレーターが受け取った顧客の声のデータを使用し、回答とマッチングさせた結果、回答の網羅率90.9%を記録しました。表現の揺れなどもあり、すべての顧客に対して前述の網羅率が出るわけではありませんが、十分に実用可能なレベルを達成しています。結果、「コンピューターショップ ドスパラ」のFAQ対応bot“ミナミちゃん”としてリリースへと踏み切りました。
■参画企業について
会社名 :株式会社サードウェーブソリューションズ
代表者 :潮田 一志
URL :http://www.twss.co.jp/
所在地 :東京都台東区東上野1-7-15 ヒューリック東上野一丁目ビル 6F
事業内容:システムインテグレーション事業、ネットワークインテグレーション事業、アウトソーシング事業、情報機器販売事業
会社名 :株式会社レッジ
URL :https://ledge.co.jp/
代表者 :橋本 和樹
所在地 :東京都品川区西五反田2-30-4 BR五反田 7F
事業内容:AIに特化したメディア運営、AIプロジェクトのコンサルティング
会社名 :株式会社サイシード
代表者 :中村 陽二
URL :http://www.sciseed.jp
所在地 :東京都新宿区西新宿7-5-25 西新宿木村屋ビル15F
事業内容:広告・メディア事業、採用支援サービス、人材紹介(厚生労働大臣許可 13-ユ-308157)、各種マーケティング事業
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