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(2018/11/13)
カテゴリ:イベント
リリース発行企業:WWFジャパン
~地球の健康診断書『生きている地球レポート』×CHART project(R)~
◆社会課題データをアートに変える「CHART project(R)」で、地球環境の今をクリエイティブに訴求。
◆特に食に関わる人間の経済活動が地球に与える負荷が大きいことから、ものがたり食堂のさわのめぐみさんによって甘くない「現在の社会課題」を「理想の未来」に、スイーツで表現してもらった。
◆「地球を咀嚼する」ことで、現実を受け止め、WWFが提案する地球1個分の暮らしを意識し、実践してほしい。
公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(東京都港区 会長:末吉竹二郎 以下、WWFジャパン)は、社会課題を表すデータのグラフ(チャート)の線を活かし、アート作品に生まれ変わらせるプロジェクト「CHART project(R)」と、2018年10月30日に発表した『Living Planet Report 2018:生きている地球レポート2018』のコラボレーション作品を制作し、2018年11月13日から18日までタンバリンギャラリー(東京都渋谷区)にて展示をいたします。
本レポートによると、世界の生物多様性は過去40年間で60%も減少し、世界の生物多様性の消失と、人類の消費による地球環境への負荷の増大が明らかとなりました。現在、地球が1年間に生産可能な資源量以上に人間の消費がまさっており、つまり「原資」に手を付けながら「借金生活」をしている状態であります。
WWFジャパンでは、こうした現実を一人でも多くの人に自分の課題としても認識してもらうために、特に食に関わる人間活動が地球に与える負荷が大きいことから、この甘くない「現在の社会課題」を「理想の未来」に、ものがたり食堂のさわのめぐみさんによってスイーツで表現していただきました。本作品の制作にあたりさわのさんは、以下のようにコメントをしています。
「私たち人間が地球にどれだけ依存しているかを伝える為、作品でも依存性の高い『甘いもの』で表現しました。地球一個分の暮らしをする事は決して簡単な事ではありません。一人一人がほんの少し意識する事が大切だと思います。『地球を咀嚼する』というコンセプトで制作したCHART作品を通して、現実を受け止め、噛み締め、味わい、地球一個分の暮らしを考えられるきっかけになればと思いを込めました。」
このまま地球の生産可能な資源量以上に人間が消費をしてしまっている現状が続くと、やがて取りかえしがつかないことになってしまいます。WWFジャパンは、人間も健康で文化的な生活を維持しながら、環境負荷の少ない持続可能な社会の実現に向け、より少ない資源でより多く生産し、より少なく賢く消費するライフスタイル「地球1個分の暮らし」を意識・実践するきっかけに本作品がつながればと考えます。
◆関連情報
なぜ環境問題に取り組むのか
https://www.wwf.or.jp/aboutwwf/earth/
世界の生物多様性は60%を喪失WWF『生きている地球レポート2018』を発表
https://www.wwf.or.jp/activities/activity/3779.html
CHART project(R)
https://www.instagram.com/chartproject/
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