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【経営基盤を強化 住友金属鉱山・野崎明社長】 2021年の目標は、次の中期経営計画へとつなぐ現行中計の総仕上げ、2030年のありたい姿の実現に向けた活動の推進、経営基盤の強化...
「手仕上げレス」を目指す取り組みでは、これまで作業者に頼っていた手仕上げをMCで対応する比率を高めることで生産時間の短縮を図っている。
カメラや照明、レンズを工夫し、輻射熱に対してもくっきり見え、正確に取りに行けるように仕上げた。
安藤ハザマは2019年7月からトラスのクラウドサービスを活用し、仕上げ表の作成時間の短縮を実現する仕上表システムを開発している。
最大8本の工具を搭載できる自動工具交換装置(ATC)を装備し、球面・平面の粗加工から仕上げ、面取りなど複数工程をワンチャックで研削できる。
現在は子会社の「住友電工電子ワイヤー」(栃木県鹿沼市)が本社工場で素材を作った後、中国の工場で加工して製品に仕上げている。
「細かい点で熟練の歯科技工士と3Dプリンターの違いを指摘する声もあるが、若手でも高いレベルに仕上げられる」と、歯科材事業を推進するH―プロジェクトの大岡眞行技術顧問は胸を張る。