[ その他 ]
(2015/11/16 05:00)
【モノづくりもう一段飛躍へ】
日本では戦後、苦労して多品種少量生産を継続。生産効率を高めるため、「ジャスト・イン・タイム」や製品に異常があれば機械を止めて後工程に品質が悪い製品を流さないようにする「自働化」などの生産方式を考えていった。そうした中で1966年の「カローラ」の発売やモータリゼーションの到来で生産量が飛躍的に拡大し、トヨタの生産方式も広げていくことができた。
一方、欧米は高速大量生産の時代が長く続いていたが、市場が成熟。大量生産をする中で車種を増やしていくことに苦労したのではないかと感じている。
また、貿易摩擦などを受け、80年代に米国で現地生産を推進。その中でこれまで日本で取り組んできた全員参加の改善活動や会社が提供する社員教育などが喜ばれた。その経験から日本と海外のやり方には長短はあるが、うまく融合させるともう一段飛躍できるのではないかと感じている。
(2015/11/16 05:00)
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