[ その他 ]
(2015/11/16 05:00)
【人と宇宙が紡ぐ未来みつめて】
私が行った国際宇宙ステーションは上空400キロメートルにあり、幅100メートル奥行き75メートルと広大で重量は420トンに上る。レーガン米大統領が1984年に構想を発表し、欧州やカナダ、日本の協力により計画が始まった。冷戦後にロシアが加わり、構想当初は予測できない協力体制になった。
現在はシリア・ウクライナ情勢が緊迫しているが、当初の約束通り2020年頃まで協力して運営することを各国で合意している。こうした国際協力が地上の秩序に少しでも寄与できればうれしい。
宇宙から見た太陽は強い光で地球を照らしているが、空気のない宇宙空間は真っ暗なまま。それを見ると太陽はたくさんある星の一つだと思う。地球に戻ってきた後、風が吹いて周りの草木の香りを嗅いだとき、普段見慣れている日常の景色をいとおしいと思った。
太陽の周りに地球があり、私たちがそこで生活できるのは当たり前なことではなく、ありがたいことだと宇宙に行って強く感じた。
(2015/11/16 05:00)
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