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[ ロボット ]
(2015/11/26 05:00)
不二越は水平多関節(スカラ)ロボットに参入する。2016年初めにスカラ型の「EZ03」「ES06」を投入する。電子機器製造受託サービス(EMS)企業などのニーズを受け、開発した。既存の小型垂直多関節ロボットと高速・低価格なスカラ型を併せて供給し、生産自動化が加速する電気電子分野でシェア拡大を図る。初年度2000台の販売を目指す。
EZ03は天井から吊(つ)るせる4軸スカラロボットで最大可搬質量が3キログラム。床に置く通常のロボットより、省スペースで設置できる。作業者が密集するスマートフォンなどの製造工程をターゲットに開発した。上下運動する軸をアームの根元に配する独自の構造を採用。これによりアーム先端を軽くし、第1軸の最大速度が毎秒1400ミリメートルの高速動作を可能にした。
一方、ES06は床置き式の4軸スカラロボットで最大可搬質量が6キログラム。天吊りが難しいユーザーにはこちらを提供...
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(2015/11/26 05:00)
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- スカラロボットは電気・電子分野の用途が中心。すでに多数のメーカーが事業を展開するなかで、不二越が参入する狙いとは。