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[ 自動車・輸送機 ]
(2016/1/25 05:00)
経済産業省は自動車業界と共同で、2016年夏にも自動走行に必要な技術の開発や標準化に着手する。トラック後列車両が自動で走行する「隊列走行」、駅や病院、小売店までの短い距離を自動走行車で送る「ラストワンマイル」サービスなどが対象。いずれも人手不足や高齢化などの日本が抱える課題を緩和するもので、18年度の実証試験入りを目指す。
高速道路で先頭車両以外のトラックが自動走行する「隊列走行」では、他車の割り込みを防ぐため、車間距離を詰める必要がある。高度なセンサーや通信システムを使って車間距離や加減速の情報を共有し、衝突を防ぐ仕組みを確立する。
高齢者や車いす利用者などに便利なラストワンマイルサービスは、配車サービス会社や公共交通機関の事業という位置づけ。管制交通システムと連動させて効率的に自動運転車を配送するため、通信規格の共通化などを進めていく。このほか自動駐車の導入も目指す。
経産省はこ...
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(2016/1/25 05:00)
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- 自動運転を実現するには、技術開発と合わせて標準化が欠かせない。経産省と自動車業界が協力して取り組むテーマとは。