【熊本地震】交通網、徐々に復旧

地震の影響で寸断していた交通網が、徐々に復旧している。ＪＲ九州は１４日の地震発生時に脱線し、全線で運休していた九州新幹線を、２０日の始発から新水俣―鹿児島中央間で運転を再開する。ＪＲ九州は１９日に同区間で試験列車を走行させており、結果に問題がなかったことから、運転再開を決定。ただ、博多―新水俣間は引き続き運転を見合わせており、再開の見通しも立っていない。航空は運航を見合わせていた熊本発の便を１９日から再開し、離着陸が可能になった。全日本空輸（ＡＮＡ）が１９日に熊本発の羽田線を３便、伊丹線を１便運航したほか、フジドリームエアラインズ、スカイネットアジア航空も１便ずつを運航した。２０日は、ＡＮＡが羽田線を７便、伊丹線を８便、中部線を４便、那覇線を２便運航。日本航空は２０日から熊本発便を再開し、羽田線を８便、伊丹線を４便運航する。