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[ 自動車・輸送機 ]
(2016/6/9 05:00)
【名古屋】ジェイテクトは年内をめどに大型車向け電動パワーステアリング(EPS)事業に参入する。従来より大出力化が可能なラックパラレル(RP)式EPSの量産ラインを日本、米国、中国の工場に設置する。投資額は計100億円弱になる見通しだ。世界的な燃費規制の強化などを受け、車の電動化範囲が大型車でも広がっていることに対応する。2018年度にRP式EPS全体で、世界シェア10%を目指す。
年内をめどに花園工場(愛知県岡崎市)でRP式EPSの量産ラインを稼働する。17年初をめどに米テネシー州、18年をめどに中国・福建省廈門市の工場にも量産ラインを整備する。
RP式はラックアシストタイプの一種でスポーツ多目的車(SUV)やピックアップトラックなど主に大型車に使われる。同社は1988年に世界で初めてEPSを量産化。主に小型車向けのコラム式や中型車向けのデュアルピニオン式...
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(2016/6/9 05:00)
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