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[ 環境・エネルギー ]
(2016/6/17 05:00)
岩谷産業は2019年3月までに液化水素の国内製造能力を5割程度高める。新たに液化水素製造プラント1系列を増強する方針で、製造能力は毎時1万8000リットルに引き上がる見通しだ。
液化水素は半導体製造などの工業用途で需要が増加している。今後の燃料電池車(FCV)普及に備えるため、供給体制の拡大が必要となっていた。
岩谷産業は19年3月期までの3カ年で、年間平均50億円の水素関連投資を想定している。現在約20カ所の水素ステーションを継続して増やすほか、液化水素製造プラントの建設にも充当する。
岩谷の液化水素プラントは山口リキッドハイドロジェン(山口県周南市)、ハイドロエッジ(堺市西区)、岩谷瓦斯千葉工場(千葉県市原市)。3カ所4系列で毎時1万2000リットルの製造能力を有する。
山口では17年11月の稼働を目指し、約40億円を投じて1系列の増設中。これに加え...
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(2016/6/17 05:00)
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