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[ 政治・経済 ]
(2016/11/18 05:00)
米次期大統領のトランプ氏の政策に、自動車業界が神経をとがらせている。トランプ氏が主張してきた北米自由貿易協定(NAFTA)の見直しは各社主力の北米事業に打撃を与えかねず、米フォードモーターはけん制。日本勢は成り行きを注視する。一方で、トランプ氏が掲げる減税やインフラ投資が市場を活性化するという期待感も少なくない。(米カリフォルニア州・ロサンゼルス=池田勝敏)
【メキシコ問題】
16日(現地時間)開幕した「ロサンゼルスモーターショー」。会場で記者団の取材に応じたホンダの神子柴寿昭専務執行役員は「(政策が見えるまでは)仮の話はできない」と明言を避けた上で「コスト競争力が高いメキシコは生産拠点として非常に重要だ」との認識を示した。
ホンダはメキシコで生産する小型車やスポーツ多目的車(SUV)を米国に年間約10万台輸出する。その規模は米国販売の1割弱を占める。メキシコから米国の輸出に関税...
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(2016/11/18 05:00)
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