- トップ
- ICTニュース
[ ICT ]
(2017/1/20 05:00)
東洋ビジネスエンジニアリングは、VR(仮想現実)技術とモーションセンサーを活用し、VR空間で人の動きを検証できるシステムを開発した。工場や生産設備、生産ラインを新設する際に、設計段階で操作性や作業性のシミュレーション・評価が可能になる。設計品質向上や開発コストの削減、開発時間の短縮を支援する。価格は1000万円以下を想定し、今秋までに製品化する予定。
VR対応のヘッド・マウント・ディスプレー(HMD)を着用し、CADデータから仮想空間に再現した作業場所などを体感する(写真)。同時にモーションセンサーで動作・姿勢を計測し、そのデータと合わせて記録・再生できる。
これまでのVRは視点だけだが、モーションセンサーを組み合わせることで腕の角度など体の全体の動きを把握できる。シミュレーションの状態は、HMDを装着した検証者の視点と全体の俯瞰(ふかん)的な視点で確かめられる。
専用ソフトウエアと...
(残り:147文字/本文:547文字)
(2017/1/20 05:00)
※このニュースの記事本文は、会員登録 することでご覧いただけます。