[ その他 ]
(2017/7/11 05:00)
日刊工業新聞社が12日に発売する月刊誌「型技術」8月号では、「IoTを活かした金型・成形技術の方向性」を特集する。先進事例をもとに金型関連業界におけるIoT活用の状況を紹介するほか、ものづくり補助金などを利用してIoT環境の構築を進めている企業の取り組み、IoTの導入に役立つ各種ツールの特徴なども取り上げる。
総論では、経済産業研究所の岩本晃一上席研究員が「中小製造業におけるIoT活用の方向性」を述べる。西日本プラスチック製品工業協会は「成形条件情報の共通化とシステムオープン化実証事業」について解説する。
先進事例では、「機差・環境差を埋めるIoT技術の活用」(LIGHTz、O2)、「IoT研磨機によるプロセスの可視化と改善事例」(久野金属工業)、「作業者のIoT化によるプレス製造ラインの動的最適化生産」(レクサー・リサーチ、田中製作所)などを掲載する。
金型製造・部品成形の現場においてもIoT技術の活用が活発化。自社の課題を把握し、どのようにデータを取得・活用するか、今後技術者の知見が重要になる。
(2017/7/11 05:00)