ジェイテクト、機械表示灯に後付けできる監視機器投入

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工場を手軽に「見える化」―。ジェイテクトは工作機械の状態を示す表示灯の点灯を常時監視できる機器（イメージ）を発売した。表示灯の上に後付けする送信機と受信機のセットで、工作機械の緊急停止時などの点灯をパソコン上で遠隔でも確認できる。送・受信機とも２種類を用意した。消費税抜きの価格は送信機が４万円と５万円、受信機が５０万円と６５万円。

他社も同様の機能を持つ表示灯を販売するが、表示灯自体を買い替える必要がある。ジェイテクトは既存の表示灯をそのまま使える利点を訴求する。受信機１台で送信機５０台まで対応する。

工作機械メーカーのノウハウを生かし、オイルミストや粉塵など工場の作業環境に強く設計した。販売目標は送信機が年間５００台、受信機が同５０台。６５万円の受信機では、稼働状況を時系列で確認できる。（名古屋）