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[ 機械 ]
(2017/9/18 05:00)
三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は、原子力発電所向け蒸気タービンに採用する世界最長級の74インチ(1880ミリメートル)最終段動翼を完成した。74インチ動翼は、同社が他社に先駆けて開発を始めた。今回、最後の確認試験項目である回転振動試験を完了。これまで最長だった54インチ(1375ミリメートル)最終段動翼に加え、蒸気タービンのラインアップを拡充する。
回転振動試験は、実物大の試験ローターに74インチ動翼を組み込み、実際の運転回転数で回転させて翼の振動特性を確認する試験。
動翼が計画通りの振動特性を備え、安全に運転できることを確認した。
74インチ動翼を採用した蒸気タービンは、世界で主流の電気出力120万キロワット級原子力発電所に加え、150万キロワット以上の大容量原子力発電所にも適用できる。74インチタービンを120万キロワット級原子力発電所に適用する場合、54インチタービンに比...
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(2017/9/18 05:00)
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