[ その他 ]
(2017/11/7 05:00)
日刊工業新聞社が8日発売する「プレス技術12月特別増大号」は、企業価値を最大化するプレス自動化戦略を特集する。プレス自動化およびロボット化の最新技術を紹介しつつ、自動化によって生み出される価値とは何かに焦点をあて、企業の成長を持続させるための戦略的なプレス自動化/ロボット化技術を提案する。
国内外で成功する自動化事例を取り上げ、IoT(モノのインターネット)によるモノづくりの変革も見据えた将来を展望する。
プレス加工の自動化は量産物のコストダウン、ヒューマンエラー対策、生産性向上、人手不足対策に対応し、普及してきた。しかし、人件費の高騰を背景に海外生産が進み、国内での多品種少量変量生産の比率が高まる中、本来の目的である付加価値向上、企業の永続的な発展、顧客満足度の向上など考えた場合、必ずしも自動化だけが適した手段ではなく、目的と合致しないケースも少なくない。
多大な設備投資と頻繁なモデルチェンジは自動化のネックであり、それらを見込んだ設備投資への配慮が求められている。
(2017/11/7 05:00)