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[ トピックス ]
(2017/11/9 05:00)
EV・新興国 テコ入れ策は?
日産自動車が“8%の壁”に再び挑む。前中期経営計画で未達に終わった営業利益率8%という目標を、2018年3月期からの新中計にも盛り込んだ。収益性を高め、事業拡大と成長投資を進めることで持続可能な成長を目指す。ただ国内では無資格検査問題が影を落としており、新興国の事業育成も喫緊の課題。海外市場の深耕と国内での信頼回復と難しい舵(かじ)取りが求められる。(土井俊、下氏香菜子)
実現のハードル高く
「8%は我々の事業に対する“スコアカード”。将来を見据えて、業界の中で健全なポジションを取るには8%が妥当な水準だ」。西川広人社長は8日に開いた新たな6カ年中計「ニッサンMOVE2022」の発表会で、営業利益率目標を前中計から継続した理由をこう説明した。
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(2017/11/9 05:00)
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