ＪＲグループ、春のダイヤ改正発表 名古屋発−品川８時前着新設

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ＪＲグループは２０１８年３月１７日に実施するダイヤ改正の内容を公表した。

東海道・山陽新幹線は品川駅に８時前に到着できる名古屋始発の東京行き臨時「のぞみ」を新設し、ビジネス客らのニーズに応えた。また最新車両「Ｎ７００Ａ」の増備が進んだことで、最高時速２８５キロメートルで運転する所要時間の短い「のぞみ」が増える。

東北新幹線では最高時速３２０キロメートルで運転する「Ｅ５系」を増発し、首都圏―盛岡間の利便性を高めた。上越新幹線は４月から、山形県庄内地方への特急「いなほ」と、同一ホームで乗り継げるようにし、乗り換えに要する時間を短くする。

在来線では千葉県内の武蔵野線でピーク時に増発し、混雑緩和を狙う。東海道線の名古屋―刈谷（愛知県）と大阪―京都では、利用実態に合わせて土休日の運転列車を増やす。

ＪＲ貨物は宅配荷物の拡大とモーダルシフトの受け皿で関西―東北間に深夜発のコンテナ列車を新設した。