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[ エレクトロニクス ]
(2018/9/22 07:30)
サムスン電子は予想される来年のメモリーチップ需要の伸び鈍化に対応するため、増産ペースの減速を計画していることが、関係者の話で明らかになった。
同計画について説明を受けた関係者によると、生産抑制が半導体価格の維持、あるいは押し上げにつながるとみている。この関係者は匿名を条件に述べた。
サムスンはDRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)のビット成長率(記録容量ベースの成長率)を20%未満と予想し、NANDフラッシュは30%と見込んでいるという。同社は今年に入り、2018年の成長率をそれぞれ20%、40%と予想していた。ビット成長率は市場の需要を測る重要なバロメーター。
サムスンはテキストメッセージで、「市場の需給状況に合わせて生産能力を柔軟に管理している」と説明した。(ブルームバーグ)
(2018/9/22 07:30)