[ ICT ]
(2018/12/11 05:00)
【ニューヨーク=時事】携帯端末用半導体大手の米クアルコムは10日、中国の福建省の裁判所が米アップルによるクアルコムへの特許侵害を認め、アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の中国での輸入・販売を停止する仮差し止めを決定したと発表した。
輸入・販売停止となるのは「6S」「6Sプラス」「7」「7プラス」「8」「8プラス」「X(テン)」。ただ、米メディアによると、最新の基本ソフト「iOS12」を搭載している機種は販売を継続できるとアップルは説明している。
アップルによる特許侵害を認定したのは、画像とタッチスクリーンの操作に関する二つの技術。クアルコムが2017年後半に中国でアップルを提訴していた。
クアルコムとアップルはスマホ技術をめぐり双方を提訴し合っている。
(2018/12/11 05:00)