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[ 自動車・輸送機 ]
(2019/8/11 06:00)
【クアラルンプール=時事】マレーシア政府は9日、国産車メーカーのプロトンとプロドゥアに続く「第3の国民車」構想で、ダイハツ工業からエンジンなどの技術支援を受けると発表した。第3の国民車は地元企業のドリームエッジが主導し、2021年3月の発売を目指す。
ダレル・レイキン貿易産業相が記者会見して明らかにした。ダイハツはプロドゥアに対して出資と技術提供を行っているが、第3の国民車では出資しない方向だ。同相は「第3の国民車は、最新技術と手頃な価格を兼ね備えたモデルになる」と述べた。
第3の国民車構想は、マハティール首相が新たな産業政策として昨年6月に公表。しかし、民間主体の事業となったため、政府は財政支援を行わない。
(2019/8/11 06:00)