(2020/2/14 05:00)
日刊工業新聞社が15日に発行する「型技術3月号」は、「レーザー加工の進化と金型分野への応用」を特集する。
レーザー加工には機械加工に比べごく狭い箇所を加工できる、熱歪みが発生しにくい、加工スピードが速いなどの特徴があり、金型製作や補修などへの活用が広がっている。特集ではレーザー加工の金型分野への適用例として、(1)金型の表面機能向上(2)金型のクリーニング(3)金型の溶接補修に着目。最新の研究動向や適用動向を紹介した。
ピコ秒レーザーやフェムト秒レーザーと呼ばれる超短パルスレーザーを使うと、金型に細かな柄加工を施すことができる。この柄を成形品に転写することで、今までにないデザインや美しさ、撥水(はっすい)性、摺動(しゅうどう)性、潤滑性といった機能を持たせることが可能になる。特集ではこうした製品の付加価値向上につながる金型への柄加工事例を取り上げた。他にも、母材にダメージを与えにくいレーザーの利点を生かした金型クリーニングへの活用例や、レーザー加工機能を複合加工機へ搭載することで金型補修の段取り削減を狙った提案などを紹介した。
(2020/2/14 05:00)
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