(2022/6/10 05:00)
およそ140年ぶりに成年の定義が見直され、4月1日から成人年齢が18歳に引き下げられた。シチズン時計は6月10日の「時の記念日」を前に、新成人の男女200人ずつを対象に意識調査を行った。
大切にしたい時間は「勉強の時間」と「仕事・アルバイトの時間」が最も多く、将来に向けて学びや仕事の時間を大切にしようという若者が目立つ。一方、「趣味」や「一人で過ごす」など自分の時間を大切にする若者も多い。
新成人として持ちたい心構えは「行動に責任を持つ」が全体の約6割と圧倒的に多かった。社会人としての自覚も芽生えているようだ。次いで「夢や目標に向けて努力する」「時間を守る」「メリハリのある生活をする」だった。
最も関心が高いのは「クレジットカードを作る」。キャッシュレス決済が広がる中、クレジットカードにステータスや大人を感じる若者の姿が見て取れる。
「時の記念日」は、671年6月10日に天智天皇が水時計を設置して、人々に初めて時を知らせたとする日本書紀の記載が由来。コロナ禍で生活習慣が変わり、時間の感覚が狂ってしまった人は、この機に自らの時間の大切さを再認識して、自分らしさを取り戻してほしい。
(2022/6/10 05:00)