産業春秋/WBC、若い日本代表が世界一奪還

(2023/3/23 05:00)

野球日本代表「侍ジャパン」が22日(日本時間)、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝戦で米国を破り、14年ぶりに世界一を奪還した。過去最強の“ドリームチーム”の言葉通り、今大会は無傷での優勝。監督や選手らの労をねぎらいたい。

大谷翔平選手やダルビッシュ有投手らのメジャーリーガーに加え、2022年にプロ野球史上最年少で完全試合を達成した佐々木朗希投手、2年連続沢村賞の山本由伸投手、22年三冠王の村上宗隆選手ら、そうそうたる顔ぶれだ。

これまで日本人メジャーリーガーの中には、シリーズ開幕直前の体調を考慮して日本代表入りを辞退する例もあり、ドリームチームをなかなか組織できずにいた。

09年の第2回大会に出場した36歳のダルビッシュ投手は別格として、今大会の侍ジャパンの平均年齢は27歳とこれまでで最も若い。第1回大会が開催された06年は小学生の野球少年だった。

彼らはWBCへの憧れが強く、大谷選手はWBCでホームランを打つことを子どもの頃から夢見ていた。日本代表入りを辞退することなく今大会MVPに輝く活躍だ。少子化がこうした野球少年の減少に拍車をかけないか少し心配になる。

(2023/3/23 05:00)

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