(2023/10/13 17:00)
伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は13日、日本語に特化した対話型の生成人工知能(AI)を開発するrinna(リンナ、東京都渋谷区)と協業し、企業の業務や目的に沿った生成AI環境を構築するサービスを始めたと発表した。情報漏えいの心配がない環境をつくり、業務に適した対話を行うことで効果的に生成AIを活用。顧客の業務効率化を支援する。価格は個別見積もり。
日本語の学習データで開発されたrinnaの36億パラメーターの大規模言語モデル(LLM)をベースに、企業の業務に特化した生成AI環境を構築・開発する。
同LLMは日本語環境での活用に適していることに加え、オンプレミス(自社保有)での構築ができるため、社内のネットワーク上で安全に構築・管理可能。顧客の企業データでファイン・チューニング(微修正)を施せば、業務に特化したLLMを開発できる。
利用者に応じたAIのキャラクター付けも可能。例えば、上司が話しているような言葉遣いにできるという。
(2023/10/13 17:00)
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