日立建機、九電と建設現場の電力供給で協業 可搬式充電設備を開発

(2023/10/25 17:00)

  • ゼロ・エミッション化された建設現場の実現を目指す(イメージ)

日立建機は25日、九州電力と建設現場の電力供給ソリューションにおける協業で覚書を結んだと発表した。九電の産業機械向けリチウムイオン電池(LiB)パックをベースに、建設現場向けの可搬式充電設備の共同開発を2024年から始める。日立建機は都市土木向けの電動ショベル4機種を欧州市場で展開するほか、建設現場のゼロ・エミッション化推進組織「ゼロエミッションビジネスモデル構築プロジェクト」を1日付で立ち上げており、これに関連する取り組みとなる。

可搬式充電設備の共同開発は九電の総合研究所EV実験棟(福岡市南区)で進める。両社で数十人が参加する予定。九電はLiBを安全に使用するのに必要な充放電制御技術や医療機関向け蓄電池機材開発を進めている。

(2023/10/25 17:00)

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