(2024/1/22 17:00)
三菱電機は22日、人工知能(AI)スタートアップのHACARUS(ハカルス、京都市中京区、染田貴志社長)に出資したと発表した。出資金額、比率は非公表。協業により、製造業の現場におけるAIを用いた外観検査事業を拡大し、工場自動化(FA)事業を強化する。
ハカルスは2014年創業。AIのほか、ロボット、IoT(モノのインターネット)技術などを活用したデジタル変革(DX)向け製品やソリューションを手がけている。同社は独自の軽量AIを用いたAI外観検査ソリューションを提供している。
協業により、三菱電機はハカルスの持つ知見やノウハウを活用し、FA機器やソフトウエアとの融合を推進。AI技術ブランド「Maisart(マイサート)」を用いたAI外観検査ソフトウエアの強化を図り、売り上げを伸ばしていく。
製造現場の外観検査では目視検査であることも多く、人手不足解消などを支援する。
(2024/1/22 17:00)
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