フクシマガリレイ、滋賀に冷凍冷蔵ショーケース新工場 100億円投資、生産能力3割増

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  フクシマガリレイが滋賀県湖南市に建設する新工場（イメージ）　

フクシマガリレイは２２日、滋賀県湖南市に、業務用冷凍冷蔵ショーケースの新工場を建設すると発表した。２０２６年３月に完工予定。スーパーマーケットやドラッグストアなどの改装需要が堅調に推移し、同ショーケースのニーズが高まっており、生産体制を強化して対応する。投資額は約１００億円。

滋賀県には同ショーケースを約３０年間生産している滋賀（水口）工場（甲賀市）があり、新工場と合わせて２拠点体制となる。生産能力を現状比約３０％増やす計画。

新工場建設のため湖南市から敷地面積約４万３０００平方メートルの土地を取得した。１０月に着工予定。建屋の延べ床面積などは今後詰めるが、新工場建設後の生産能力は現工場と合わせて年間６万台となり、工場の人員も順次増やす。

自動化により生産性や品質の向上を進めるほか、冷凍冷蔵ショーケース事業の研究開発拠点も新たに設ける。

同社は冷凍冷蔵設備の有力メーカー。２３年度から３年間で約２０８億円の成長投資を計画し、今回の新工場建設はその一環。２３年３月期の冷凍冷蔵ショーケースの売上高は３８２億円。