産業春秋/関東で最大震度5弱の地震

(2024/3/22 05:00)

関東地方で21日、最大震度5弱の地震が発生した。埼玉、栃木両県で震度5弱、茨城、群馬、千葉県などで震度4を観測した。林芳正官房長官は同日午前の会見で、人的な被害や原子力施設の異常、生活インフラへの影響は報告されていないと語った。胸をなで下ろすが、余震には十分注意したい。

気象庁によると、震度4以上の地震は、3月だけでも千葉県の南部と東方沖、福島県沖、宮崎県北部平野部、奄美大島近海で相次いでおり、千葉と福島両県は複数回の震度4以上を観測している。

最近、全国的に地震が多いように感じるのは私だけか。震度4以上の地震は2021年が54回で、22年が51回、23年が41回だった。24年の数字がどこまで増えるのかが心配だ。

東日本大震災が発生した11年の震度4以上の地震は324回、熊本地震が起きた16年は192回を数えた。大震災の被災地を中心に余震が頻発していた様子がうかがえる。

元日の能登半島地震の発生から3カ月近くになる。体育館や公共施設などへの1次避難者は今も4000人超に達し、復興への道のりは長い。2月中旬には能登地方で震度4の地震を複数回観測した。余震が1回でも少ないことを祈るばかりだ。

(2024/3/22 05:00)

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