TIS、セーブメディカルに出資 製薬向け支援拡充

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ＴＩＳは２２日、デジタル医療（ＤＴｘ）やプログラム医療機器（ＳａＭＤ）の研究開発を担うＳａｖｅ　Ｍｅｄｉｃａｌ（セーブメディカル、東京都中央区）に出資したと発表した。出資額や出資比率は非公表。ＤＴｘやＳａＭＤの開発を目指す国内外の製薬企業向けに、企画・開発、臨床試験や製造販売承認申請、販売後の運用・保守までの総合的な支援を行う。

ＴＩＳは製薬会社が治験業務を行う際の統計解析の支援やＩＴ基盤などを提供するソリューション「メディカルドライブ」を展開している。セーブメディカルとの協業により、メディカルドライブ事業を拡大する。同社はＤＴｘ開発の初期段階の製品企画やプロトタイプ開発などに強みを持つ。

医療業界では医療費の高騰や従事者不足が課題となる中で、新たな治療や予防、診断の手段としてＤＴｘやＳａＭＤが注目されている。