SBIHD、米社と資産運用会社 上場投資信託など提供

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ＳＢＩホールディングスは２６日、米総合資産運用会社のフランクリン・テンプルトン（カルフォルニア州）と共同で、資産運用会社を設立すると発表した。新会社を通じ、日本国内の投資家に向け、多様な上場投資信託（ＥＴＦ）、デジタル資産関連の金融商品を提供する。暗号資産（仮想通貨）を組み入れたファンドやＥＴＦの提供なども目指す。

新会社は２０２４年内に設立し、２５年度に商品設定を始める見通し。出資比率はＳＢＩグループが５１％、フランクリン・テンプルトンが４９％を予定。

フランクリン・テンプルトンは、６月末時点の資産運用残高が約１・６兆ドル（当時のレートで約２６５兆円）の業界大手。暗号資産やブロックチェーンを活用してトークン化したデジタル資産の運用に積極的に取り組んでいる。米国の投信業界で初めてブロックチェーン技術を活用してマネー・マーケット・ファンド（ＭＭＦ）をデジタルトークン化した。1月のビットコイン現物ＥＴＦに続き、7月にイーサリアム現物ＥＴＦの上場を手がけた。