- トップ
- 自動車・輸送機ニュース
[ 自動車・輸送機 ]
(2017/5/15 05:00)
乗用車メーカーが先進技術への先行投資を加速する。2018年3月期は各社が研究開発費を増やす計画。自動車業界は、自動運転やコネクテッドカー(つながる車)などの技術革新の波が押し寄せ、大きな変化の節目にある。異業種を巻き込んだ競争激化も予想される中、将来を見据えた種まきをしつつ競争力を高める。
18年3月期の乗用車7社の研究開発費は、前期比6・7%増の2兆8560億円となる見通し。マツダとSUBARU(スバル)、スズキ、三菱自動車が2ケタ%増を計画する。
「自動車産業はパラダイムシフトが求められており、特に人工知能(AI)や自動運転などの新領域がカギを握る」(豊田章男トヨタ自動車社長)。同社は18年3月期に2期連続の営業減益を見込むものの、研究開発費は同1・2%増と4期連続で1兆円超となる計画。自動運転の安全技術などの開発を推進する。
各社の開発投資増加の背景には、自動運転やコネクテ...
(残り:427文字/本文:827文字)
(2017/5/15 05:00)
※このニュースの記事本文は、会員登録 することでご覧いただけます。