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[ 化学・金属・繊維 ]
(2017/7/3 05:00)
東レは航空機用途などの不振を受け10%減産している炭素繊維生産を7月中にも通常水準の操業度に戻す。2017年後半から18年初頭に航空機向けが緩やかに回復するとみており、これに先行して生産体制を整える狙いがある。
同社の16年度の炭素繊維事業の売上高は前年度比13・2%減の1616億円。17年度予想は同1800億円だが、需要の先行きに不透明感があった。早期に減産が解除されることで想定通りの売上高を確保できる可能性が出てきた。
同社は航空機や圧力容器向け需要減を受け、16年10月頃から日米、仏、韓国の全生産拠点で高機能品を中心に10%の減産を開始。16年末に減産幅を20%まで広げた。これら4拠点の生産能力は年2万7100トン。
(2017/7/3 05:00)
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