[ ICT ]
(2018/3/6 05:00)
KDDIは5日、自動運転システムの開発を手がけるティアフォー(名古屋市中村区)と資本業務提携を結んだと発表した。ティアフォーとの実証実験を通じて、第5世代通信(5G)を活用した自動運転社会を実現するネットワークを整備する。出資額は非公表。
ティアフォーは2015年に設立し、自動運転ソフトウエア「オートウェア」を開発した名古屋大学発のベンチャー。17年12月にKDDIの既存の4Gネットワークなどを活用し、日本で初めて一般公道で遠隔制御による無人運転の実験に成功した。ティアフォーとKDDIは今後、5Gを活用した公道の自動運転実験などを検討する。
また、KDDIは自動運転に必要な高精度の3次元情報を持つデジタル地図「ダイナミックマップ」の生成・配信技術の実証を始めた。
富士通やゼンリンと共同で実施し、同マップの配信などに最適なネットワークを検証している。
KDDIはこうした実証を通じて自動運転時代のネットワークやアプリケーション(応用ソフト)の開発を進める。
(2018/3/6 05:00)
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