住友ナコフォークが電動フォーク投入 10年ぶり新モデル、エンジン式の稼働時間に近づく

(2023/11/20 17:00)

住友ナコフォークリフト(愛知県大府市、西浜巳基男社長)は20日、長時間稼働できる電動カウンター型フォークリフト「新型クアプロ―Bシリーズ」を12月1日に発売すると発表した。高効率IPM(磁石埋め込み式)モーターと急速充電可能なリチウムイオン電池(LiB)の組み合わせにより、エンジン式の稼働時間に近づけた。

  • 電動フォークリフトの新モデル「新型クアプロ-Bシリーズ」

10年ぶりの新モデルとなる。価格は定格荷重1・5トンの機種がオプションなしで386万2000円(消費税抜き)。2024年度に2300台の販売を目指す。

親会社の住友重機械工業とIPMモーターを共同開発した。従来モデルより消費電力を約%削減し、バッテリー寿命を約4カ月延長した。

ベテランの退職による習熟度の低い作業者の利用増加を想定し、安全オプションの種類を約2倍に増やした。管理者が作業者の技量により、車両性能を制限できる機能などを加えた。

(2023/11/20 17:00)

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