電動車充電を最適制御 三菱自など新サービス

つながる技術活用

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  「アウトランダーPHEV」の充電制御が可能になる

三菱自動車や三菱商事などの４社は１０日、共同開発した電動車のコネクテッド技術を活用したスマート充電サービスの提供を始めたと発表した。コネクテッドシステムと電気自動車（ＥＶ）充電制御基盤を連携。三菱自のクロスオーバースポーツ多目的車（ＳＵＶ）「アウトランダー」のプラグインハイブリッド車（ＰＨＶ）モデル「アウトランダーＰＨＥＶ」において、電力市場価格を考慮した最適な充電制御を自動で行う。

車両のコネクテッド技術を活用した充電制御サービスの事業化は国内初という。２０２１年１２月以降に発売されたコネクテッド機能付きアウトランダーＰＨＥＶが対象。ＭＣリテールエナジー（東京都千代田区）の家庭向け電力プラン「電動車スマート充電プラン」を通じて顧客に提供する。ユーザーは車両を充電器に接続し、スマートフォンの専用アプリケーションで出発予定時刻を設定すれば、Ｋａｌｕｚａ　Ｊａｐａｎ（同）のシステムを通じ自動で充電が制御される。

同サービスの充電最適化で生まれたコストメリットの一部を、電気料金から割り引く顧客還元もある。