国内外の宇宙産業関係者が一堂に クロスユーなど、交流イベント

(2024/11/18 17:00)

宇宙関連 共創を加速

  • クロスユーの中須賀理事長(中央)と、同社と覚書を締結した欧州の宇宙関連機関の関係者ら

国内外の宇宙産業の関係者が一堂に会するイベント「NIHONBASHI SPACE WEEK 2024」が18日、東京・日本橋で始まった。一般社団法人のクロスユーと三井不動産が主催するアジア最大級の宇宙関連イベントで、2024年が4回目。最新動向の紹介や産学官の関係者同士の交流機会の提供によって新規ビジネスの創出などを目指す。会期は22日まで。

クロスユーは、日本橋に宇宙関連産業の集積を図るため、三井不動産が主導して創設した宇宙のプラットフォーム(基盤)団体。同イベントの開催期間中は、60以上の団体・企業が出展する展示会やビジネスカンファレンスなどを複数の会場で実施する。

展示会には、「宇宙エレベーター」などのプロジェクトを手がける大林組や、宇宙旅行の事業化を目指す日本旅行といった非宇宙分野の大手企業が出展。ispace(東京都中央区)やアストロスケール(同墨田区)をはじめとするスタートアップの出展も目立っており、企業間の連携や共創の加速を見込んでいる。

また同イベントの開催に合わせて、クロスユーは欧州宇宙機関(ESA)をはじめとする欧州の3団体と、国際協力の強化に向けて覚書を締結した。今後、国内の宇宙関連企業の海外進出支援などで連携していく。クロスユーの中須賀真一理事長は「海外進出するためには、いろいろな国と連携し、技術開発や戦略立案を行わなければいけない」と覚書の意義を強調した。

(2024/11/18 17:00)

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