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[ 科学技術・大学 ]
(2016/6/8 05:00)
本田技術研究所四輪R&Dセンターは、車両の運転席に置いたスマートフォンの計測データから交通渋滞の発生の可能性などを推定する人工知能(AI)技術を開発した。スマホに装備した加速度センサーなどを使って車速や加減速の情報を収集し、渋滞の度合いを判定する。将来は、ドライバーの危険運転などの評価に活用していく計画。
高速道路での渋滞時の走行データを集め、機械学習を使って渋滞のパターンを判別する。走行中の道路が渋滞になる可能性について助言できるようになる。スマホをセンサーとして利用するため、車種を問わずデータを集めやすい。データが増えれば天候や路面の状態、走行している車両などの情報を踏まえて、より精緻に渋滞の状況を推定できる。国内では渋滞を把握するため、幹線道路に交通量計測装置を設置しているがコストが高かった。
開発した新技術では、スマホで進行方向の加速度や走行速度を測定するため、割り込んでくる車...
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(2016/6/8 05:00)
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